日本海に面したサロベツ湿原では、ワタスゲの綿毛は飛散しはじめていたのに、オホーツク沿岸の猿払村にあるモケウニ沼のワタスゲは、まだしっかりと綿が残っていました。駐車場に車を止めて、10メートルほどの急斜面を下ると、数百メートルの木道が一直線にモケウニ沼に続いています。草刈された木道の下は、水をたっぷり含んだふかふかのミズゴケに覆われ、トキソウやツルコケモモの薄紫の花が咲いています。そして繁茂した湿原植物の上には、真白いカラマツソウが顔をだし、ヨシの葉陰にエゾカンゾウの橙が目をひきます。一面に生えているシダはヤマドリゼンマイで、宗谷の湿原の植生に特徴的です。
モケウニ沼探勝道
湿原


コメント
今回は宗谷地方行脚ですか?
何時も目的地に直行で途中下車しないので
暫くサロベツ原野も立ち寄ってませんね。
本州からの旅行者にも
サロベツ湿原が北海道で一番印象深いと云う人も居るそうです。
サロベツ湿原は、西側に視界に入る山が無いので、日没が最高です。
夏でも気温が少しずつ下がっていくのを肌で感じられます。
そして、太陽がまだ低い西の空に見えているのに、足元が暗くなっ
ていきます。こんな幻想的な日没の風景は、国内ではあまり見られ
ないかも知れませんね。
夕時の湿原には誰もいないので、ちょっと寂しいけど感動します。