チセの秋

文化

20100909-1 チセ(家=笹小屋)の屋根から白い煙が立って、真青な秋空へ昇っていく。覗いてみると、イナウ(幣)を立てた囲炉裏に赤々と火が焚かれている。
 チセの秋は、笹の防虫防腐のために囲炉裏で焚き火をし薫煙する。人が住んでいると、夏でも毎日のように炊事のために火を使うので、薫煙の必要は無いと思うが、この笹小屋はアイヌ文化を伝承する展示施設で、毎年春と秋におこなっている。

 中に施設を管理する職員の方がいたので、写真を撮らせてもらい世間話をしていると、「笹小屋から煙が出ている」と電話で知らせてくれる親切な人がいたと笑っていた。

コメント

  1. メイ より:

    イナウは南さんが観察されているヤナギの木を削って作るそうですね?

    南さんのHPでもチセの写真を拝見した事ありますが、囲炉裏の暖があるとはいえ、

    笹だけで作った家で越冬は厳しかったのではないのかな?

    北海道へ行くことがあれば、アイヌ民族資料館など見て廻りたいと思っています。

  2. 南 常雄 より:

    今朝は、清々しい秋晴れ。

    やっと涼しくなったのに、それはそれで朝からまったりが良い。

    音楽鑑賞くらいなら、ゴロゴロしながらでも出来るので、古いサウンドドラック盤「禁じられた遊び」を聞いています。

    笹小屋、それでも当時入植した開拓者が建てた家より暖かかったと思います。

タイトルとURLをコピーしました