文化

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かまど

曇天の肌寒い北国の春。杵を振り下ろす音がペッタンペッタンと嵐山の麓にこだまする。お腹いっぱいお餅を食べ、後片付けの洗物が終わるまで、更にふつふつとお釜から白い蒸気がたちのぼる。二十数年間、餅米を蒸したりご飯を炊いたり、夏の流しそうめの時など...
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チセの秋

チセ(家=笹小屋)の屋根から白い煙が立って、真青な秋空へ昇っていく。覗いてみると、イナウ(幣)を立てた囲炉裏に赤々と火が焚かれている。 チセの秋は、笹の防虫防腐のために囲炉裏で焚き火をし薫煙する。人が住んでいると、夏でも毎日のように炊事のた...