旧JR深名線第3雨竜川橋梁

文化

この橋梁は1931(昭和6)年竣工以来、1995(平成7)年廃線までの64年間、幌加内町の政治、経済、文化の動脈としての役割を担った深名線の最難関工事の橋梁です。
 延長100.97メートル、中央部には1930(昭和5)年に制作された長さ45メートルのトラスト橋が架かり、その前後には1899(明治32)年にイギリスから輸入された長さ12.9メートルの桁橋が4組架かっています。
 橋台、橋脚はコンクリート製で、橋梁の架設工事に際しては谷や急流にはばまれて足場の構築が困難なため、北海道内としては初めてのケーブルエレクション(吊足場式架設)工法が採用されました。
 また、この橋梁は工学的にも歴史的にも極めて高い価値を有しているだけでなく、ポンコタン渓谷に静かに佇むその絶景美は、道行く人の心に安らぎを与え、往時を偲ばせてくれます。
 この橋梁が多くの町民、幌加内町を故郷とする皆さん、そして縁のあるたくさんの方々の熱い声援をを受けて保存されることになったものであり、私達はこの貴重な文化遺産が教育や観光の資源として末永く利活用されることを願って止みません。
                     2007(平成19)年8月 旧JR深名線第3雨竜川橋梁保存会

「旧JR深名線第3雨竜川橋梁のあらまし」より

第3雨竜川橋梁

 曇天のぐずついた秋空の下、往時と変わらない力強い幾何学的橋梁に、今はレールが敷かれていません。廃線前に一度、深川から名寄まで乗ってみたかったけれど、ついに機会なく廃線になってしまいました。でも、その遺構がここに保存されていることを大変うれしく思っています。

コメント

  1. サンピラー より:

    国道を走っていて うっかりすると 見過ごしそうになります。

    初めて三頭山に行くのに 登山道の入口を探し、ゆっくり走って居ると

    発見、車を降りて見学でした。

    その時は 入口が分からず、この場所を行ったり来たりでした。^^;

  2. けい より:

    じつに美しい橋梁ですね。

    保存にはご苦労も有るでしょうが。。。

    古いものを大切にしない風潮が蔓延しだしてから、いろいろと

    弊害が出ているような気がしてなりません。

    鉄橋を見ると映画「スタンドバイミー」を連想して、ついメロディー

    までハミングしてしまいます。

    昨日、吹雪いている山の様子がニュースで流れていました。

  3. 南 常雄 より:

    サンピラさん、こんばんは

    三頭山へ登ってきたのですか。

    なにかお宝があるのかな。

    今年は行きませんでしたが、来春はまた行く予定です。

    車で登るのも、けっこう大変な道ですよね。

  4. 南 常雄 より:

    けいさん、こんばんは

    古い鉄橋は味わいがありますよね。

    鉄ちゃんではありませんが、鉄の塊が好きというか、今日も

    露天展示のD516、C57201、29638を見てきました。

    この橋梁と同年代に活躍した機関車で、もしかしたら遠足の

    時にでも乗ったことのある機関車かと思ったら、更に懐かし

    くなりました。

    http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/hakubutsukagaku/museum/syuzo/11-sl.html

  5. けい より:

    露天展示がいいですね♪

    機種はもう定かではありませんが、狩勝峠を必死に登ったあの逞しさを

    思い出して、しみじみと懐かしいです。

    そういえば修学旅行もまだ「トンネルだ、窓閉めろ!!」でしたっけ。。。

    拝見しながらタイムスリップしています。

  6. 南 常雄 より:

    遠足や修学旅行ではじめて汽車に乗る子供たちがほとんどで、

    「トンネルだ、窓閉めろ!!」の声に意味が分からず、閉め遅れて

    石炭の煙が窓から入ってきたのを思い出します。

    機関車や石炭など、真黒で力強いものが生活を支えていた頃が

    懐かしいです。

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