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大雪山

薄暗い曇天の朝、家から望む大雪山は、夜半の雨で低く垂れ下がった雲に隠れ、その存在さえもうかがい知れないほどだが、天気予報を信用して朝食をすませ、少し早めに家をでる。途中、志比内あたりで小雨に降られたが、旭岳駅の駐車場に付く頃には、空も明るく...
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ポプラ

空に突き刺さったようなポプラ、最近は大きなポプラが少なくなって、これほどのものは他では見られなくなった。 繁茂する夏草、紫外線があふれんばかりに降り注ぐ青空、天を突く深緑のポプラ、そこには夏の北海道を象徴する風景がある。 草原を渡る風は涼し...
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十勝岳(Ⅱ)

メアカンキンバイ バラ科 草丈数センチの高山植物、登山道の踏みつけられそうなところにひっそり咲いている。ウコンウツギ スイカズラ科 蕾のものが多いが、数輪咲いていた。花の中の染みが、ウコンの色に似ているからウコンウツギ。エゾノタカネヤナギ ...
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十勝岳

初夏を思わすような好天が続いて、北国にも新緑の季節がやってきた。下界の予想最高気温は25度以上、今日も朝から太陽が眩しい。それでも1000mを越える所まで登るのだから、少し厚手のシャツを着て出発。 正面に見える大雪の山々は、深い雲に覆われて...
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白樺の道

日高山脈の急峻な山裾、谷川に沿って開けた牧場がある。深い霧に包まれた牧草地には点々と白樺が影を映して、朝の凛とした空気が満ちている。 寒風にさらされた白樺の幹はごつごつとして、青白く沈んでいる。芽吹いたばかりの樹冠は黄緑色に染まって天空に開...
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凛として

放射冷却の朝、氷点下20度の寒さでできた霧氷は、正午近くの太陽の下でも凛としている。真白い氷華から毀れた結晶は、燦々と輝く太陽を映して放射状に光を反射し、雪上の陽だまりと同化する。なんという素晴らしい光景なんだろう。デジカメに付けっぱなしの...
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木枯し

昨年の今頃は、すっかり銀世界だったのに雪がない。喜んでいいのか、重苦しい曇り空の下は北西の風が吹いて凍てつくようだ。河畔に公園を造成するときに、開拓の鍬音より以前から自生していた古木を残したのか。芝生の中に一本だけ突っ立っているエゾヤナギの...
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小春日和

北風が雪を運んできた初冬、やっと平年並みの気候に戻って、正午の太陽が山影に降りそそいで、ヤナギの葉がヤマブキ色に輝いている。 そんな、ほっとするような小春日和の陽だまりで、すっかり葉が落ちてしまったシラカンバは、薄紫の山裾に枝先が白く象られ...
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嵐山自然公園

一週間ふりに山歩きをしたら、昼頃には気温が上がって汗ばむほどでした。それでも数日続いた寒さで、梢のむこうに空が見えるほど木葉が少なくなって、散策路に積もった落葉に秋の陽射しが優しく降りそそいでいます。 カサコソと落葉の音を楽しみながら歩いて...
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秋の空

「おおい雲よ そんなに急いで どこ行くんか」学校で習った詩の一節のような気がするが、山村暮鳥の「おおい雲よ」と混同しているのだろうか。それにしても、遠くで雷鳴、土砂降りの雨、少し青空がのぞけば、目まぐるしく山の端に湧きたつ雲。 川風は容赦な...